75周年記念誌の刊行にあたって
記念誌編集委員長 川上範夫2001年1月、第一回の編集委員会を開催以来、一年九ヶ月、実に20回の委員会を重ね、このたびようやく刊行に至った次第です。委員会では編集方針として四つの方向を定めました。その第一は、本誌を50年史(1978年発行)の続編とはせず全く新たな75年史として編集すること。第二は、執筆者を歴代牧師に限らず多くの信徒に参画してもらうこと。第三は、本誌は歴史的事実の記録を主眼とし、他の教会記念誌にみられる「証し集」的なものとはしないこと。第四は、写真を豊富にとり入れ親しめるものとすることの四点です。
次に章立てについては三つの柱をもって構成しました。第一は歴代牧師による夫々の時代に於ける教会の歩み、第二は教会の諸活動(教会学校、開拓伝道等)の歩み、第三は婦人会等のグループ活動や読書会等、交わり面の記録です。これら三本の柱によってむさしの教会の歴史を立体的に現すことが出来たと思っております。そして最後に付表として、年表、年度別牧師・宣教師・役員一覧、教勢推移、会員名簿を添付しました。
この記念誌は、むさしの教会全員の熱い想いと、多くの方々のご協力によりはじめて完成したものです。一人でも多くの方がこの記念誌を手にし、私たちの教会の75年の歩みを受けとめ、そして、新しい未来を形成してゆかれることを心から願っております。
75周年記念誌をご希望の方は一冊千円に送料五百円を添えてお申し込み下さい。