クリスマスが近づいてくるとそれは私にとってとても素晴らしい時期です。今年は私にとつて6年目の日本でのクリスマスです。むさしのでももう3年目です。子供の時からクリスマスは私にとって一番印象に残った時期です。それはなぜそうだったのか。一番大きな理由は多分ゆっくりした休みの時間にあります。もちろん皆はクリスマスの前いろいろな準備のために忙しいのです。準備は忙しい、けれども子供も両親と一緒に楽しく時間をかけて準備が出来ます。そして本当のクリスマスの時ゆっくりすることが出来るのです。24日がきて皆がゆっくりすると皆には一緒に話合う時間と遊び時間がいっぱいあります。子供たちの学校は12月21日から1月2日まで休みがありますので、それも子供と家族にとってたいへん素晴らしい大切な時期です
今のすごく忙しい世界を見るとき、フィンランドでも特にこのような素晴らしい時期そしてそれの雰囲気と福音を守りたい。今も例えばフィンランドでクリスマスの時期の雰囲気は他の時期に比べると全然違います。それの変わるのには大きなプレッシャーがあります。けれどもまた人々はこの大切な時期を守りたい。そしてこのような考え方が続くようにクリスマスの本当の意味を理解することが必要です。
クリスマスはライトとか飾りとか料理とか雰囲気だけではなく、クリスマスのメッセージは「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」(ルカによる福音書2:11)。それは本当に一番素晴らしいクリスマスプレゼントです。それは私たち皆一人一人に神さまから与えられた賜物です。
今年のクリスマス私は、申しわけありませんが23日にフィンランドに帰り、そしてそこで6年ぶりに家族と一緒にフィンランドのクリスマスを過ごしたいのです。23日12時30分に成田を発って23日夜8時にフィンランドに着きます。日本に戻るのは6月の終りです。そのために私は、むさしのの素晴らしいクリスマスイウ゛の音楽礼拝とキャロリングに参加出来ないのです。それは私にとってすごくさびしいことです。私は最近日本の教会と特にむさしののクリスマスに慣れて好きになりましたので、6年ぶりにフィンランドで過ごすクリスマスに実は少し心配があります。フィンランドはどう変わったかなぁとか、いろいろな習慣は変わったかなぁとか、そして、今両親が住んでいる所で私は初めてクリスマスを過ごすことになります。けれども私は家族と一緒に過ごすクリスマスを広い心で待ちたいと神さまの豊かな導きをお祈りして信じたいです。
皆さん一人一人に本当に神さまの祝福がいっぱいある素晴らしいクリスマスの時期をお祈りしたいと思います。
(2002年12月号)