来春(5/3~5)東京・高尾で催される全国伝道セミナーの準備をしている。テーマが決まり、プログラム内容を相談中である。講師として、活発な伝道活動をされている日本基督教団・聖ヶ丘教会の山北宣久牧師(現・総会議長)に依頼し、快諾して頂いた。アドベント第1主日の翌晩、ルーテル神大の江藤牧師、宣教室の徳弘牧師と一緒にご挨拶に伺った。はじめの祈りをすると、もう同労者の気持ち。江藤先生と知己でもあり、打ち解けた雰囲気で互いの現状を語り合った。励ましの言葉も頂いた。全国の教職・信徒の方々、是非参加され、山北先生と、また参加者同士で大いに交流し、多くを得て戻って頂きたいと思います。
帰りの渋谷の街で居酒屋に寄った。勘定の際、「釣銭をお確かめ下さい」という女性店員に、「信じるのが仕事ですから」と軽口を叩いたら、「信じる者は救われますね」と言われた。「是非そう願いたいものです」。江藤先生は「聖書に書いてあるそうですね」とさすが教育者。店を出て、三人で大いに微笑んだ。店員はクリスチャンだったのか。いや、あれはイエス様ご自身の言葉のように思われる。弟子たちに現れた復活のイエス様は丁度こんな具合だったのではないか。
今もこの世の片隅に思いがけず現れる私たちの救い主は、この世の片隅の馬小屋で生まれ給うた。暗闇の中で心の灯火を燃やしつつ、祝いたい。
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皆様、良いクリスマスを、そして来年もどうぞ宜しく。(紙面の都合で「悟り方」は2月号に回しました。)
(い)
(たより2004年12月号)