病状が進んで次の段階に入りそうになった。医者は現在の状態を少しでも長く保たせようと食事の制限を指示した。
曰くカロリーは2000、蛋白質40g、塩分5g以下などなど。蛋白質は多すぎても少なくてもいけない。4~50gほどの肉や魚を三食頂く。塩を使わずに調理し、食べるときに塩をふると0.3gほどを使えば結構おいしく食べられる。刺身も3切れか4切れが定量だから醤油は3ml位で足りる。同じ塩でもパンや練り製品などに含まれる分はかなり沢山はいっているのに気がつかない。しかし上から振りかけた塩は僅かでも濃い味に感じておいしく食べられる。
地の塩といわれるキリスト者も、埋もれていないで姿を現していけば日本の人口の1%でもこの頼りない現実の味を引き締めることができると思いたい。(は)