今回は教会の子供教育のプログラムについて書きたいと思います。一番有名なプログラムは幼稚園のような子供教育のプログラムです。ここで子供達は、友達と先生達と一緒に聖書とクリスチャンの生活とキリスト教の歩みなども学ぶことができます。もちろん今もクリスチャンホームの育つ形と雰囲気と祈りはとてもとても大切です。教会はこのことを両親と一緒に歩んで行きたいと思っています。ほかの子供教育のプログラムはCSと小学生のいろいろなグループです。例えば絵、パソコン、スポーツなどをグループで学びます。またキャンプ、イベント、旅行などもあります。そのグループは小さい教会なら一つ、大きい教会ならいくつもあります。このような子供教育プログラムでは、いつも短い楽しい賛美と祈りがあります。
もう一つとても有名で人気がある「わたしたちの礼拝」は、子供の特別な礼拝です。その式文、音楽は特に子供の目で考えたものです。ふつう教会で子供の聖歌隊もありますと、それは礼拝とか他のイベントの中で手伝います。教会のユースリーダー、牧師先生、オルガニスト、奉仕者の方々は学校の中でもいろいろ教え、また学校の行事にも参加します。このことは大変ありがたいことです。教会と学校が互いに連携しあって、このようなことで学校と家と教会の関係がもっと温かく、親しくなります。
もう一つ大切なことは教保のことですが、それはフィンランドと日本ではちょっと違う意味があります。フィンランドで教保は、子供にイエス様と聖書の話を教えることで責任者となります。両親と教会と一緒に子供を育てます。そして例えば、両親が亡くなった場合とか、ほかに世話を出来る人がいなかったら、教保はこのことでも責任があります。教保には子供のすべての人生の歩みの中で親しい関係があります。
私は教保として五人の子供をもっています。去年の夏私は、その内の一人の子供の堅信礼の教保をしました。そして今年は、二人の子供の堅信礼があります。その内の一人は、この6月、家族と一緒に日本に来る予定です。その両親と私は親しい友人です。
(次号へ続く)
(2002年 4月号)