むさしの教会宣教90年記念聖餐礼拝&祝会へのお誘い 90年記念礼拝・祝会実行委員長 田村 浩

 むさしの教会につながる皆様には、主のお守りのもと、ご健勝にてお過ごしのことと存じ、心よりお慶び申し上げます。
私こと、この度伝統あるむさしの教会の宣教90年記念聖餐礼拝・祝会の実行委員長を仰せつかり、身の引きしまる思いです。皆様に喜ばれるような記念日にしたいと覚悟を新たにしております。よろしくお願い申し上げます。

 歴史に一度しかない90年記念礼拝において、これまでの神様のお支えに感謝したいと思います。かつて、この歴史のひとこまを担われて今は主のみもとに憩われる先輩諸兄姉を偲び、今また、むさしの教会に集う皆様と共に新たな一歩を力強く踏み出す思いを共にできますれば、これに過ぎる喜びはございません。皆様お一人お一人のお力をお借りして、感謝とお祝いのひと時を有意義に楽しく過ごしたいと思いますので、ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

 便利なインターネットの検索で、90年前の1925年(昭和10年)はどんな年であったかを調べてみますと、ラジオ放送が開始され、山手線が今のように環状運転を始めた年でした。その年の10月4日に、熊本の九州学院から鷺ノ宮に移ってきた「日本路帖神学校」の中に「日本福音ルーテル神学校教会」として産声を上げたのが、むさしの教会の始まりです。それから90年、むさしの教会は神様の祝福に守られ地域の人たちと共に歩んできました。

 2015年10月4日(日)当日は、賀来周一牧師、ルーサー・キスラー宣教師、徳善義和牧師のご出席を賜り、記念聖餐礼拝の説教は元牧師の石居基夫日本ルーテル神学校校長にお願いしております。現牧師の大柴譲治牧師を含め歴代5名の先生方が勢ぞろいされる素晴らしい礼拝になることでしょう。また、総会議長、東教区長をはじめ、むさしの教会出身の江藤直純ルーテル学院大学学長の他に他教会の方々もご臨席くださる予定です。90周年に相応しいお祝いの会にしたいと思いますので、皆様楽しみにしていてください。

 特に今回は、久しぶりにルーサー&ドロシー・キスラー夫妻を、米国から90周年のためにお招きしております。懐かしい昔話に花が咲くことでしょう。気の合う同志の二次会もよろしいのではないでしょうか。久しぶりの旧交を温めるひと時として、皆様、ぜひご出席ください。なお、この特別な企画のために、できますればご有志よる「宣教90年記念特別献金」をお願いできればまことに幸いです。
2000年に実施した75周年には、労作『75周年記念誌』が出版されましたが、今回は、現在90年誌編纂委員会によって作成中の『90周年記念誌』のCD-ROM版を記念品として差し上げる予定です。また、印刷物としてお手元に置きたい方には、一冊1,000円の実費にてお分けするよう準備をいたしております。
なお、当日の日程は以下の通りです。

 ・受付開始  9時30分
 ・聖餐礼拝 10時30分  
 (礼拝後、全員で記念写真撮影)
 ・祝会   13時    
  (昼食を共にして約2時間の予定)

 6年前の2009年9月20日にホームカミングデーが開催されましたが、その時は215名の方々のご出席がありました。今回も多くの方々にお集まりいただき、この記念すべき日を、歴代牧師と共に聖餐礼拝を守り、神を讃美し、喜びの祝祭に与りたいと思います。なかなか教会に来られない方もどうぞお誘いあわせの上、一人でも多くの方々にむさしの教会へお出でいただき、共に宣教90年のお祝いをいたしましょう。牧師を初め教会員一同、心よりお待ち申し上げております。

むさしの教会だより 2015年7月